場つなぎというわけでもないですが、ゴングというバンドのライブに行った時のことを書こうと思います。
去年の11月29日、場所は原宿でした。ゴングについての解説は…簡単に言うとソフト・マシーンのオリジナルメンバーであるデヴィッド・アレンがフランスで結成した60年代から活動しているバンド、てな感じです。ジャンルとしてはサイケデリック・ロックやプログレッシブ・ロックなどに位置づけられています。
デヴィッド・アレン翁はもう70越えのジジイですが、すこぶる元気そうで、真っ白な出で立ちと長身に惹かれました。ジリ・スマイスは対照的な小さくて可愛いばあちゃんで、こちらは黒づくめの出で立ちでした。アレンはこのあと二回の衣装替えがあり、第二形態は魔導師風スタイル、第三形態は例のトンガリ頭の妖精スタイルだった。曲目はレディオ・グノーム三部作、アンコールでは僕の好きな2ndの「ユー・キャント・キル・ミー」などを披露してくれた。驚いたのはゲストにアシッド・マザーズ・テンプルの河端一が出ていたこと。迫力のあるプレイを見せてくれた。あ、そういやヒレッジの曲やったかも。浅学にしてよく知らなかったけどアレンが名前を出していた。
客層はオッサンを通り越してジジイに片足突っ込んだ人から若者まで結構幅広かった。僕はスタンディングで冷酒を飲みながら見ていたのですが、隣のジジイなんぞはもう「ジリー!愛してるよー!」と何年越しかわからんラブコールを飛ばしていた。ライターっぽい人も来てたな。
そんな中で親子連れも何組か見かけた。彼らはイス席で、開演前にお父さんとクリムゾンやレディオヘッドの話などしている。将来有望だね。あと外人の親子連れもいて、こいつらはマナーが悪かった。演奏中に娘が親に耳打ちしたり、息子の方はふてくされてか、ステージを見ようとせず、ずっと後ろを向いていた。狭いハコだっただけにこいつらの素行は目立っていてウンザリした。河端さんが出た時なんか、轟音に耳をふさいでてハハッワロスと思った。終盤、アレンが愛にあふれた宇宙的メッセージを説きはじめたんだけど、くだんの息子はずっと後ろ向いてる。「オープンユアマインド…」とか「コネクト・エブリシング…」みたいなことを言ってる前でさ。この子も英語がわからないわけは無いと思うんだけど、ちょっと情けなくなるね。
でも演奏はすごく盛り上がったし、俺にこのイベントを教えてくれた職場のヤマモトさん(彼は元マーキー系のライターでジャーマン・ロックのパイオニア。『ジャーマンロック集成』という本などに記事を書いている)によれば最後の来日かもね、なんて言っていたので貴重なタイミングで見ることができたと思う。
音楽心理学者ジョン・スロボダは、”私達は実世界、そして実世界の物や関係について主張したり質問したりするのに言語を用いる。音楽に内容があるとしても、一般的な言語と同じものではありえない”と述べている。これは、音楽を使って物語を語ったり、実世界を指示したりする可能性を否定するものではない。スロボダは最近聞いた交響曲の感想を求める場合を例に挙げている。おそらく、印象(「大音量だった」)や評価(「気に入った」)だけでなく、比喩による何らかの特徴描写(「長く壮絶な戦いが勝利で終わる感じの曲だった」)も出てくるだろう。スロボダによれば、大抵何らかのコメントが出てくるものだという。ただし、同じ曲でも人によって全く違う特徴づけをする可能性はある。
スティーヴン・ミズン 熊谷淳子訳『歌うネアンデルタール』早川書房,2006
Yummy, oh yummy
Lick my feet
I’m such a boss
You’re a lesbian! :D
"— マミさんのテーマのGAIJINのひどい空耳 via HijoozuRakoi
着陸できた試しがない
図書館で本とかCDを借りると偶に書き込みされていることがある。
大体は曲目の横にマルが付けられていて「この曲がオススメ!」みたいなお節介であることが多いが、なかには有益な書き込みもある。
ジョニー・ウィンターの解説書に兄エドガー・ウィンター云々という一文があったが、線が引っぱられて「弟」と改められていた。事実その通りで、この手の誤情報の訂正には助けられる。
ただ度が過ぎるとウザくなるもので、スヌーピーの単行本では『”good problem”は「良い質問」ではなく「難しい質問」である…』みたいな翻訳のビミョウなニュアンスに対するツッコミを目にした。谷川俊太郎にケンカを売るとは気概があるなぁ。
基本的にありがた迷惑ではあるが、この手の書き込みにはデジタル流通では中々味わえない面白さがあるとおもいます。
![tsukino-akari:
「着剣ほむ」/「十四」のイラスト [pixiv]](http://25.media.tumblr.com/b6445e8bfaefe129c64b053496c93055/tumblr_mkw56jIcWd1rbjguso1_400.png)
![saitamanodoruji:
「唯、キノコの星に立つ」/「ズンドコベロンチョ」のイラスト [pixiv]
あの頃に戻りたい](http://25.media.tumblr.com/tumblr_lk45nlGBm81qzrwvpo1_500.jpg)
![nagas:
「あずなん」/「ズンドコベロンチョ」のイラスト [pixiv]](http://24.media.tumblr.com/tumblr_lm1js7qBIh1qa5cbbo1_500.png)

